フォートラベル デザインブログ

読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

全てのリリースに、リリースチェックシート(紙)を導入しました。

デザイナーマネジメントの仕事

フォートラベル制作部(デザイン)の横山義です。今日は、リリースチェックシート導入について。

 

フォートラベルは、月~木曜がリリース日で、ほぼ毎日、大小さまざまなリリース(コンテンツ追加、機能改善、サポート、バグ・障害対応…)を行っています。

 

毎日サイト改善を行っているというと聞こえがいいのですが、やはり弊害もあって、それは、リリースが日常化してしまい、担当者の意識や責任感、危機感が薄れ、ひとつひとつのチェックがおざなりになっていってしまうことです。

さらにリリースはredmineでチケットベースで行われるので、結果として、チェック項目やサービス内容が属人化し、横の引き継ぎ・連携がなくなっていき、共有漏れが目立つような状況になっていました。

 

ボクが入社した頃は、もっとも良くない状態で、リリースの修正リリースは頻繁にあり、また、商材系のコンテンツではロールバックすることもしばしばでした。「どうしたら、次は防げるかな?」といくら現場担当者と話をしても、「チェックにチェックをかさねて…」という回答しか帰ってこない状況だったので、これはもう、仕組みで変えていくしかないなあ…という結論に至り、リリースチェックシート(紙)を導入することにしました。

ルールは
・対象は本番環境へのリリース全て(デザイン、プログラム、DB、ハードウェアなど)
・基本的に1チケットにつき1枚のチェックシート
・デザイン室のチェック項目(コレが各部あります)
  □デザインレビュー
  □コードレビュー
  □外部ファイルのアップ漏れ
  □ブラウザ・デバイス表示チェック
  □OGタグ
  □クリックカウント用コード
・担当者のサインと部長サイン必須
これらが全て揃って、はじめてリリースに進める、とルール化しました。

 

当初、当然ながら現場からは強い抵抗がありました。(やることが増えるのだからw)そこは、
・ボクらもチェックシートが無くても大丈夫な状態が好ましいと思っている
・リリース事故をなくして、もういらないね、と言わせてほしい…
ということで、試験導入。

・テキストいち文字修正でも、チェックシートいるんですか?
・チェックシート机の上に置いておいたんですけど、どっかに…
などなど、ありがちな問題に対処しつつw、その後何回かのバージョンアップを経て、さらに
・各部、担当者と部長ハンコ必須だったのを、担当者とマネージャー層へ変更
・リリース前だけでなく、リリース後確認項目も追加
して現在にいたります。

 

導入後10ヶ月位立ちますが、ボクが知る限り、その後大きな事故はおきていません。(まあ誇れるものでもありませんがw)

 

手書きのサインやハンコを押すという行為は、それがたとえ法的拘束力はなくとも、人は責任を感じようとする…というような話をきいたことがあり、今回、あえて、紙ではじめてみました。

ボクらははじめる前、このシートが無くなることがのぞましい、と考えていたけれど、結果として現場は、忘れがちなチェック項目を、自分から項目追加するようになっています。

まあ、目的は人的ミスの可能性を限りなく減らすことなので、シートの有り無しはあんまり関係なくって、自分たちで仕組みを作っていくんだと現場が思えたことは、結果良いことかなあと思います。これもまあ、完成形ではないのでしょうけど…。

広告を非表示にする